労働監督署の立ち入り検査、違反70%

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労働監督署の立ち入り検査、違反70%

労働基準監督署の臨検はどのくらいの数が行われ、そして何件の違反事例が指摘されているのでしょうか。ここでは東京都労働局の発表資料を例に、定期監督等の実施状況を見てみましょう。
平成23年に、同局管内の労働基準監督署で実施した臨検は、8659件。そのうち何らかの違反が見つかった割合は実に71%となっています。

 

違反内容のうち、最も多いのが、何らかの違反事例のあった会社の27.2%に見つかった「労働時間」に関する違反。以下、「割増賃金」(20%)、「就業規則」(16.6%)、「労働条件明示」(14.8%)、「健康診断」(12.9%)となっています。とくに労働基準法に関する違反は、いくつかの事項が重複しているケースが多いものと思われます。

 

定期監督等を実施した件数を業種別に見ると、件数が多い順に「建設業」、「商業」、「製造業」となっています。そして、違反率は、「製造業」(80.2%)、「商業」(77.4%)、「運輸交通業」(77.1%)の順で高くなっています。

 

危険な機械設備等の使用禁止処分が行われたのは399件で、そのうち326件は建設業を対象としたものです。

 

おおざっぱな言い方ですが、労働基準監督署の検査を受けた場合は、何らかの指導を受ける可能性が非常に高いと言えるでしょう。


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